「地域と環境」は、1998年に創刊された京都大学大学院人間・環境学研究科地域空間論分野の研究紀要です。これまでに17号が発行され、教員や修了生だけでなく在籍中の大学院生による投稿も行われてきました。このサイトでは、京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)にてオープンアクセスとなった4号についてリンクを設定しております。今後、バックナンバーと目次の一覧を追加していく予定です。
- No.1(1998年03月)
- No.2(1999年03月)
- No.3(2000年03月)
- No.4(2002年03月)
- No.5(2004年12月)
- No.6(2006年03月)
- No.7(2007年03月)
- No.8・9(2009年03月)
- No.10(2009年12月)
- No.11(2011年02月)
- No.12(2012年12月)
- No.13(2014年12月)
- No.14(2016年12月)
- No.15(2018年12月)
- No.16(2021年03月)
- No.17(2023年03月)←New!
No.17(2023年03月発行)→ オープンアクセス
第Ⅰ部 小方登先生の略年譜と業績
- 退職に当たって(小方 登)
- 略歴
- 研究業績
Ⅰ 論文
Ⅱ 訳書
Ⅲ その他
Ⅳ 主な招待講演等 - 小方先生へ贈る言葉
第Ⅱ部 論文
- 山村 亜希:中近世岐阜の都市空間における城と町
- 安藤 哲郎:古典を活かした滋賀の旅の創造に向けた検討 ―石山寺を事例として―
- 阿部 美香:昭和34年の機屋分布にみる西陣織産業の空間構造
- 上杉 昌也:グローバル都市住民の格差意識の国際比較 ―国内格差拡大と地域間格差拡大に対する認識―
- 布施 綾子・福島慎太郎・小方 登:兵庫県における人の野生動物に対する意識 猟師の野生動物に対する意識調査 ―猟友会会員に協力を得て―
- 長島 雄毅:幕末の大津・太間町における人口変動
- 夏目 宗幸:近世前期「御鹿狩之場所」の所在に関する一考察
- 林 紀代美:奥能登地域での市場を介さない食品のやり取りの実態と人々の認識
- 小原 丈明:台北市における伝統民居の立地と保存・活用状況
- 鍾 翀:明代以来,上海県城プランの形成とその変遷 ―中国江南地域における「市鎮」都市の原風景に追って―
- 石田 曜:近代期瀋陽の北市場の実態に関する一考察
- 潘 藝心:中国都市の変容 ―タンウェイから街道・社区へ―
- 北西 諒介:多摩ニュータウンにおける地名の命名原理
- 藏田 典子:東日本大震災の被災者・避難者研究で浮き彫りになった研究上の課題と今後について考察
- 三好 志尚:三国湊の景観変化と福井藩による港湾整備
- 村上 晴澄:近世東海道における新宿の立地条件
- 森下 航平:地方大学における地域連携をめぐる地域的重層性 ―福知山公立大学を事例に ―
- 金坂 清則:御実家法養寺訪問がきっかけになっての足利健亮先生の写真の発見と解読 ―ツイン・タイム・トラベル、不思議な縁と「形見のアルバム」―
No.16(2021年03月発行)→ オープンアクセス
- 黄 崢崢:連続と相異 ―1930年代と1950年代の治淮事業における比較研究―
- 谷口晴彦:農業用水の水利空間と維持管理をめぐる関係性の変化 ―大阪府泉北地域の光明池を事例に―
- 潘 藝心:中国都市における内城/インナーシティとその変容 ―江蘇省無錫市を事例として―
- 夏目宗幸・安岡達仁:代官野村氏の江戸近郊支配 ―武蔵国豊島郡角筈村渡辺家文書を中心として―
- Yasuo KOJIMA:How to Deal with “Return to Rural Living”
- Aki YAMAMURA:The Urban Landscape and Topography During the Transition Period from Medieval to Early Modern: Ejiri and Shimizu in Suruga Province as Examples
- 谷口晴彦・北西諒介:2020年人文地理学会大会のオンライン開催に関する報告
No.15(2018年12月発行)→ オープンアクセス
- 山村亜希:豊臣期遠江二俣における城下町と川湊
- 小島泰雄:江門農村における開発と保護
- 小方 登:シチリア島・パレルモにおけるフェニキア時代の遺構について ―2017年8月の調査から―
- 石田 曜:中国における余暇空間としての都市公園の特性 ―延吉市の人民公園を事例に―
- 潘 藝心:中国におけるインナーシティの再考 ―江蘇省無錫市を事例に―
- 劉 天野:旧工業地区における商業集積の形成と変容 ―長春市寛城区鉄北地区を例として―
- 北西諒介:千里ニュータウンにおける地名の命名とその影響
No.14(2016年12月発行)→ オープンアクセス
- 山村亜希:犬山城下町の空間構造とその形成過程
- 小島泰雄:延吉農村における朝鮮族の移動性と農地の流動化
- 長島雄毅:幕末の丹波国馬路村「宗旨御改帳」にみる住民の労働移動の特徴
- 石田 曜:中国の人文地理学における余暇研究の成果と動向 ―都市部を中心に―
- 潘 藝心:計画経済期における南京の工業用地の拡大: 消費都市から生産都市へ
- 劉 天野:中国北方都市の商業に関する近年の研究展開
- 権藤拓樹:近代以降のミュンスターにおける都市化の過程
- 小方 登:中央アジアにおけるテパの分布と形態(その2) ―2015 年度ウズベキスタン調査から―
- 小林繁男:<書評> 金坂清則著『ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界 In the Footsteps of Isabella Bird: Adventures in Twin Time Travel』 平凡社,2014年9月,162ページ,A4判,定価3,600 円(税別),ISBN978-4-582-27812-5
No.13(2014年12月発行)→ オープンアクセス
- 小島泰雄:前郭灌区の水田開発
- 春日あゆか:環境問題と循環型社会 ―19世紀初頭ロンドンのレンガ製造業―
- 布施綾子:人と野生動物の関係の歴史をたどる ―東洋の古典に記述された人間と野生動物との親和性に主眼を置いてー
- 上野莉紗:政府による道州制をめぐる提言の今日的特徴
- 潘 藝心:行政区画制度にみる寧鎮揚地域における都市のヒエラルキー
- 権藤拓樹:フライブルクにおける都市環境の歴史的変遷 ―都市中心を一視点として―
- 早川尚志:洛陽城との比較に見る恭仁京
- 小方 登:中央アジアにおけるテパの分布と形態 ―2013 年度ウズベキスタン調査から―